□4月26日(金)


主の赦しによる回復


エレミヤ書50:1-20(20)

日毎の糧

 その日が来ると、北から一つの国が攻め上り、バビロンを荒れ果てさせます。これは単なる超大国間で繰り広げられる主導権争いではなく、バビロンの偶像崇拝と高慢の罪に対する神様のさばきなのです。バビロンは捕えられ、彼らの偶像ベルははずかしめられ、守護神メロダクは砕かれます。バビロンは略奪され、廃墟と化します。バビロンを通り過ぎる者は、その災いを見て驚き、あざけります。バビロンのみならず、誇り高ぶっている人と国は、神様の裁きを免れません。一方で、その日は、イスラエルの民にとっては回復の日となります。イスラエルの民は迷った羊の群れのようであり、牧者は彼らを迷わせ、道ならぬ道へと導きました。神様から離れて偶像を拝む間違った道へ連れ去りました。その結果、イスラエルの民は敵の手に渡されて、苦難の道を余儀なくされました。イスラエルの民は散らされた羊が猛獣に喰われるようにアッシリアの捕囚の身となりました。その後は、バビロンの王ネブカドネツァルがその骨まで喰らいました。ところが、神様がバビロンを裁かれるその日が来ると、イスラエルの民はエルサレムに戻るようになります。彼らは悔い改めと感謝の涙を流しながら神様を尋ね求めることになります。そして、神様ととこしえの契約を結びます。というのも、神様が残す者の罪を赦してくださるからです。

神様の御怒りを受けるべき運命だった私たちが、どうやって新しい人生を生きることができるのでしょうか。イスラエルの回復を含め、私たちの回復も神様が罪を赦してくださるからこそ可能なことです。罪を赦してくださる恵みに感謝し、神様に立ち返りましょう。



祈り:主よ、私は回復されるに値しない者です。それでも私の罪を赦し、新しい人生を与えて下さることを感謝いたします。あなたの子どもとして生きるようにして下さり感謝いたします。

一言:赦しの恵みによる回復

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧