□4月27日(土)


その名は万軍の主


エレミヤ書50:21-46(34)

日毎の糧

神様は、ご自分の民を懲らしめるために、超大国バビロンを用いられました。当時、バビロンは世界を制覇した最強国家でした。ところが、エレミヤはこのようなバビロンの滅亡を預言しました。バビロンは捕らえられ、その神々ははずかしめられ、砕かれます。四方から攻め入られ、穀物蔵は聖絶され、雄牛は滅び、誰一人として逃れることができません。主はバビロンの王を罰し、ご自分の民を贖ってくださいます。世の超大国は栄枯盛衰を経ます。世界を征服した国々は、結局は衰え、消え去ります。しかし神様の民は違います。神様の民は罪によって懲らしめを受けますが、必ず贖われて、もう一度回復します。世の国は終わりがありますが、神様の御国は永遠に続くからです。

 バビロンの滅亡の原因は何でしょうか。彼らはイスラエルの主に向かって高ぶっていました(29、31、32、36)。彼らが世界を征服したのは、神様が彼らをさばきの鉄槌として用いられたからです(23)。彼らはこのことを知り、謙遜にならなければなりませんでした。しかし彼らは、自分たちが強いので勝ったと思い込み、偶像崇拝をし、主に敵対しました(31)。神様はこのような彼らを罰せられます。傲慢なバビロンは引き倒され、再び起き上がることはできません。傲慢な者は必ず倒されるようになります。心の高ぶりは滅びに至ります。



祈り:主よ、滅びに向かって行く世の国々をうらやましく思わず、主の御国を待ち望んで生きるように、私を助けてください。

一言:バビロンから逃れよ

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧