聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2017]

2017年 05月 10日 (水)

申命記 28:1-14(2)
主の御声に聞き従うなら

 神様は民が御言葉に聞き従うとき、すべての敵を退けてくださいます。人間の知恵とはかりごとで成功するのではなく、神様に聞き従うとき、神様が自らその人生と民族に勝利を与えてくださいます。神様は、御言葉に聞き従う自分の民を区別し、彼らと一緒におられます。神様がともにおられる民に他の人々が勝手にかかってくることはできません。神様は彼らのために天の倉を開いて祝福を注いでくださいます。当時は、偶像崇拝と淫乱なバアルが雨を降らせることができると思われていましたが、実際に雨を治める方は神様です。神様は、御言葉に聞き従う者を指導者とならせ、歴史の主体者とならせます。人の生死も、幸も不幸も神様の御手の中にあります。したがって、何があっても揺れずに神様の御言葉に聞き従わなければなりません。神様の御言葉の前にひざまずいて聞き従う者が最も賢い者であり、最も輝かしい者になります。

適用:御言葉に聞き従いますか

一言:入る時も祝福、出て行く時も祝福



2017年 05月 11日 (木)

申命記 28:15-35(15)
主の御声に聞き従わないなら

 呪いを受ける理由はただ一つ、神様を捨てたからです(20)。神様を捨てるなら、神様からも見捨てられます。神様から捨てられたら呪いと混乱が訪れます。これにより、速やかに滅びてしまいます。繁栄した文化と歴史と伝統が一日で灰になってしまいます。人間は忘れがちの存在だと言われますが、それでも自分のために神様がなさったことを忘れてはなりません。神様を覚えて命令を守り、善を行わなければなりません。

適用:御言葉に聞き従わないのですか

一言:入る時も呪い、出て行く時も呪い



2017年 05月 12日 (金)

申命記 28:36-68(47,48)
あなたがすべてのものに豊かになっても

 モーセは、すべてのものに豊かになったとき、喜びと楽しい心で神様に仕えようとしないことが不幸の理由であると言いました(47)。神様は約束通り、カナンの地ですべてのものを豊かにしてくれるでしょう。しかし、まさにその時、これは自分がやったことではなく神様がなさったことであることを覚えて、恐れと感謝をもって神様に仕えるべきです。現実に自足して心が富んでしまい、神様に形式的に仕えるなら、それは呪われる不従順と同じです。

適用:豊かになったとき、神様を忘れていませんか

一言:喜びと楽しい心で仕えよう


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