聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2022]

2022年 09月 10日 (土)

申命記6:1-9(5)
あなたの神、主を愛しなさい

神様を恐れ敬い、御言葉に聞き従うことが祝福を受ける近道です。なぜ神様を恐れ敬い、絶対的な姿勢で御言葉に聞き従うべきなのでしょうか。私たちの神様が、唯一の主なる神様だからです。ただ主なる神様だけが、御言葉によって天と地とをお造りになりました。神様だけが、敵の手から選ばれた民を救ってくださいました。神様だけが、約束を真実に守ってくださいます。神様だけが、変わることなく永遠のお方です。「聞きなさい。イスラエル。」私たちは、この神様の御言葉に耳を傾けて聞かなければなりません。そして、この唯一の神様を愛さなければなりません。

神様はしかし、私たちが神様を恐れ敬うだけでは満足されません。積極的に愛することを願われます。神様は私たちを愛され、ひとり子をくださったので、私たちも最善を尽くして神様を愛するのが当然です。心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさいと言われました。心と精神と力は、私の中にある全ての真実、情熱、意志と能力、賜物と才能を含みます。私の中にある全てのもの、私ができる全ての可能性を発揮して、神様を愛さなければなりません。私たちは、自分が持っている全てのものをみな注いで、神様お一人にだけ集中する時、神様とつながり、神様と心が通じ合う真の交わりを持つようになります。そして、神様のかたちに似た神様の子ども、神様の民になることができます。神様を愛するとは、具体的には、神様の御言葉を愛することです。神様の御言葉を愛し、昼も夜も黙想し、研究し、心の板に刻み込まなければなりません。また、子どもたちにも、ことあるごとに御言葉を教えなければなりません。このように家中の家族が神様の御言葉を愛する時、子孫代々、神様の祝福で満たされるようになります。



祈り:神様の御言葉に聞き従い、心といのちと力を尽くして神様を愛することができるように助けてください

一言:心といのちと力を尽くして



2022年 09月 11日 (日)

申命記6:10-25(24)
いつまでも幸せであり

神様からの物質的祝福が神様の恵みを忘れさせ、私たちを傲慢に至らせる誘惑になりえるために、私たちは、祝福そのものを否定的に考えてしまう傾向があります。しかし、神様は祝福をくださり、ご自分の民がいつも幸せであることを願われます。ご自分の民が約束の地に入って行き、彼らが建てなかった大きくて美しい町や、美しい物で満ちている家や、井戸やぶどう園も得させます。これは、言いようもない祝福です。神様は、ご自分のために豊かに祝福されます。イスラエルがよくやったから祝福されるのではなく、一方的にまず祝福をくださいます。神様は、この祝福をいつも受ける方法を話されました。それは、エジプトの地の奴隷だった家から導かれた主を忘れず、恐れおののき、仕えることです。カナンにある全ての神々に従わず、神様を恨まず、試みないことです。これが、彼らが守らなければならないさとしとおきてと定めであり、よいことです。彼らはこの真理を子孫に教えなければなりません。これが、神様を恐れ敬い、いつも祝福を受ける道であることを教え、彼らもこの祝福を、いつも受けるようにしなければなりません。時代が変わっても、本当の祝福をくださるのは神様だけです。それは、神様の教えを守ることであり、その命令に従って生きることです。



祈り:まことの祝福をくださる神様に感謝します

一言:全ての戒めを守り行なえ


<<(1)    前のページ(5)    6    次のページ(7)    (16)>>

聖書別日ごとの糧