聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2022]

2022年 11月 12日 (土)

申命記11:1-32(12)
主が目をとどめておられる地

 神様を愛し、主の掟と定めと命令をいつも守りなさいと、神様はイスラエルに命じられました。彼らは出エジプトと荒野で経験した神様を忘れてはいけません。神様の命令を守れば彼らは強くなり、約束の地を所有することができ、その地での日々が長く続くようになります。カナンの地の特徴は何ですか。エジプトの地は大河に恵まれ、自分の力で努力すればそれなりの生活ができる場所でした。ところが、カナンの地にはそのような規模の川がありません。神様が雨を降らせてくださることが、生存と祝福の絶対条件となります。カナンの地は、人の努力で生きる地ではなく、ただ神様の祝福だけで生きる地です。彼らがカナンで神様だけを愛し、神様だけに仕えるなら、神様は初めの雨と後の雨を与え、彼らは満ち足りることになります。

 イスラエルは心を迷わせ、ほかの神々に仕え、拝むことのないように気をつけなければなりません。そうしないのなら、主の怒りがイスラエルに向かって燃え上がり、天を閉ざし、雨は降らず、地は産物を出さなくなります。そして約束の地から、彼らはたちまち滅び去ることになります。しかし、彼らが神様のことばを心とたましいに刻み、守るなら、彼らと子孫たちの日数は、天が地の上にある日数のように長くなります。彼らが足の裏で踏む場所はことごとく与えられ、彼らの領土は荒野からレバノンまで、ユーフラテス川から西の海まで広がるようになります。彼らは地を従わせ、治めるようになります。



祈り:神様、私のクリスチャンとしての人生も、人の努力で生きる人生ではなく、ただ神様の祝福だけで生きる人生であることを学びます。今日の一日も、天からの恵みで潤してください。

一言:絶えず目を留めておられる主


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