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2022年 11月 15日 (火)

申命記14:1-29(2)
あなたは主の聖なる民である

 イスラエルは神様の子どもです。神様が地の面のすべての国々の民のうちから選んだ聖なる民です。こういう民である彼らは、どう生きるべきでしょうか。忌みきらうべきもの、汚れたものに、触れたり食べたりしてはいけません。これらの命令の文字どおりの意味は、イエス様によって無効になりましたが、忌みきらうべきもの、汚れたものに近寄ってはならないという精神は、今も生きています。主の民は、子やぎをその母の乳で煮るような非人道的で残忍なことをしてはいけません。以上は、主の民における消極的行動規範です。

 では、主の民が積極的に取るべき行動規範はなんでしょうか。神様に感謝する生活をすることです。具体的には、十分の一や初物を、喜びを以て献げ、主を恐れることを学ぶことです。家族を愛し、主のうちでともに喜ぶことです。三年の終わりごとに、その年の収穫の十分の一を全部持ち出して、相続地の割り当てのないレビ人や、町囲みのうちにいる在留異国人や、みなしごや、やもめのために使わなければなりません。主の民は、自分の腹だけ満たす利己的な人になってはいけません。神様を愛し、家族愛、隣人愛を実践すべきです。ケチな心を悔い改め、積極的に施す時、信じない人々も心を打たれます。神様にも喜ばれ、私たちのすべての手のわざを祝福してくださいます。



祈り:主よ、信じない人と同じ生き方を自分がしていたことに気がつかされ、悔い改めます。私が主の子どもであることを常に思い出し、主の聖なる民らしい考え方、生き方ができるように助けてください。

一言:聖なる民らしく


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