聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2009]

2009年 11月 04日 (水)

ヨシュア記3:1-17
ヨルダン川を渡ったイスラエル

 イスラエルはヨルダン川を渡ることで、出エジプトの後続けて来た荒野生活を終え、神様がくださると約束したカナンの地を征服する第一歩を踏むようになりました。彼らがヨルダン川をどのように渡ったのでしょうか。
 第一に、主の契約の箱を先頭にして渡りました。契約の箱を先頭にしたことは、神様と神様の御言葉を先頭にしたことを意味します。彼らの征服戦争は人間の戦いではなく、神様のための聖なる霊的な戦いでした。
 第二に、身をきよめて渡りました。神様がイスラエルに置かれた望みは、彼らが祭司の王国、聖なる国民になることでした。神様の戦いをする人々は、まず自分の身をきよめなければなりません。そうすれば力強く神様がお与えになった使命を担うことができるのです。
 第三に、かわいた地を通りました。契約の箱をかついだ祭司たちがヨルダンに足を踏み入れると、ヨルダン川の水がせきとめられ、アラバの海に流れ下る水は完全にせきとめられました。祭司たちは続けてヨルダン川の真中のかわいた地に立ち、全イスラエルはかわいた地を通ってヨルダン川を渡りました。それはまるで葦の海を渡ることのようでした。イスラエルの民は神様がくださった方向に聞き従うことで、容易にヨルダン川を渡りました。
 私たちも神様がくださった使命を担おうとする時、渡らなければならない障害物が多くあります。そのような時であるほど、御言葉を先頭にして、自分の身をきよめた後に、神様がくださる方向に聞き従って前進すれば、障害物を容易に乗り越えることができるのです。

祈り:主よ!私の前にあるヨルダン川のような障害物を信仰によって渡ることができるように助けてください。

一言:信仰によって渡ろう


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