聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2009]

2009年 11月 06日 (金)

ヨシュア記5:1-15
もう一度割礼をせよ

Ⅰ.もう一度割礼をせよ(1-12)
 イスラエル人がヨルダン川を渡った知らせを聞いたカナン人たちは恐れで勇気を失ってしまいました。今すぐにカナン征服戦争を始めようとする時点で、戦況はイスラエルに有利に動いていました。ところがその時神様は「もう一度イスラエルに割礼をせよ」と言われました。これはその民たちが荒野生活をする間、割礼をしなかったからです。神様はイスラエルの民が神様の民として神様の戦いを行なうことを願われました。
 しかしイスラエルの民の立場では、これは聞き従いづらい命令でした。敵を目前にして全ての民が同時に割礼をし、不便な体でいることはあまりにも危険なことだからです。しかしヨシュアと民は神様の命令にそのまま聞き従いました。その時神様は彼らに「エジプトのそしりを取り除いた」と祝福してくださいました。イスラエルの民はカナンの地を征服する霊的な準備を終えました。
Ⅱ.あなたの足のはきものを脱げ(13-15)
 ヨシュアがエリコに近づいた時、主の軍の将が現れ、彼にはきものを脱げと言いました。なぜなら彼が立っている場所は聖なる所であるからです。私たちは聖なる神様の前で聖なる生活をしなければなりません。

祈り:主よ!私が現実の祝福を得ようとすることより、まず心の割礼を行なうように助けてください。

一言:まず心の割礼を


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