聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2009]

2009年 11月 07日 (土)

ヨシュア記6:1-11
エリコ作戦

 エリコの町は、イスラエルが征服すべき最初の町でした。エリコの町はカナンに入る城門としてその城壁は高くそびえ立っていました。その町は難攻不落の要塞でした。エリコの人々は城門を堅く閉ざして、戦おうとしませんでした。その時、神様はヨシュアにエリコを征服することができる方法を教えてくださいました。それはイスラエルのすべての戦士たちが毎日町の周囲を一度回り、六日間そのようにした後、七日目には七度町を回ることでした。町を回る時、七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って、主の契約の箱の前を行き、七日目には祭司たちが吹き鳴らした角笛が聞こえた時、民たちがみなときの声をあげれば、その町が崩れ落ちると言われました。
 理性的に考えてみれば、このようなことは理解できないことです。しかし神様は理解できない方法で、イスラエルに勝利をもたらしてくださいます。それはこの戦いが単純にイスラエルとエリコの戦いではなく、神様の戦いであることを話してくれます。イスラエルは神様を信じ、神様の作戦命令に聞き従いさえすれば、勝利を得ることができます。神様は彼らの総司令官になってくださいます。イスラエルは神様の契約の箱を先頭にして、町の回りを周れば良く、また七日目に心を合わせて叫べば良いのです。これは私たちが霊的な戦いをする時、いつも最初に神様の御言葉を先頭にして、心を合わせて同労することが勝利の秘訣であることを教えてくれるのです。

祈り:主よ!主が私の総司令官になってくださり感謝します。私が自分の計画を優先にすることより、主の作戦に従う者になるように助けてください。

一言:そうすればくずれ落ちる



2009年 11月 08日 (日)

ヨシュア記6:12-27
城壁がくずれ落ちた

Ⅰ.六日、そのようにした(12-21)
 イスラエルの民は神様の御言葉通りに全軍が毎日一度、エリコの町を回りました。七人の祭司たちが七つの雄羊の角笛を吹き鳴らして先頭に行き、その後に武装した戦士たちがついて来ました。その後に主の契約の箱とともに、角笛を吹き鳴らす祭司の群れが続き、その後を後軍が伴いました。エリコの人々が見ると、これは格好の見世物でした。そのようにしたからといって、堅いエリコの町がくずれるはずがないからです。しかし七日目にイスラエルが七度町を回り、いっせいに祭司たちが角笛を吹いて、イスラエルがときの声を上げた時、その町が一瞬にしてくずれ落ちました。これは神様がみずから起こした奇跡でした。神様は全能なる力で、ご自分に聞き従う者を通して、奇跡を行なわれます。
Ⅱ.町にあるものは聖絶しなさい(22-27)
 ヨシュアは町が崩れ落ちる時、遊女ラハブとともにいる者は生かし、それ以外は人でも家畜でも聖絶せよ、と言いました。これは彼らの偶像崇拝に対する神様のさばきでした。悔い改めなければ、どんな人であっても、このように滅びます。神様は、銀、金、青銅の器、鉄の器は主の宮の宝物倉に納めるようにされました。神様は、彼らが最初の戦いで得る戦利品を全て神様にささげることで、彼らがまず神様に心をささげるようにされました。そのようにする時、貪欲を退け、神様がお与えになった使命を担うことができるのです。

祈り:主よ!私が心を神様にささげ、完全に聞き従う信仰の人になるように助けてください。

一言:従順は勝利の秘訣


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