聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2009]

2009年 11月 15日 (日)

ヨシュア記10:1-15
日よ、動くな。

Ⅰ.大きな石を降らした神様(1-11)
 ギブオンの住民たちがイスラエルと和親条約を結ぶと、エルサレムの王アドニ・ツェデクは五カ国の同盟軍を形成して、ギブオンを打とうとしました。それでギブオンの住民はすぐにヨシュアに助けを求めました。ヨシュアは強い敵を迎え撃つことに恐れがありました。その時主が現れて信仰と勇気をくださいました。「彼らを恐れてはならない。わたしが彼らをあなたの手に渡したからだ。彼らのうち、ひとりとしてあなたの前に立ち向かうことのできる者はいない。」
(8)。それでヨシュアは勇気を出して、全ての勇士たちを率いて夜通しギブオンに向かって行きました。敵はきもをつぶして逃げて行きました。彼らがベテ・ホロンの下り坂にいた時、神様が大きな石を天から降らせたことで、その日イスラエル人が剣で殺した者よりも、雹の石で死んだ者のほうが多かったのです。このように戦争は主に属したものです。
Ⅱ.日を動かさなかった神様(12-15)
 まだ敵を打ち滅ぼすことができませんでしたが、日が西に傾いていました。その時ヨシュア将軍は、イスラエルの全ての勇士たちが見ている前で、大きな声を上げました。「日よ。ギブオンの上で動くな。月よ。アヤロンの谷で。」(12)すると驚くことに、日は動かず、月はとどまりました。これを通してイスラエルは大きな勝利を得ました。神様は日も動かさない全能なる神様です。また信仰の祈りを聞き入れられる方です。

祈り:主よ!主は雹を降らせ、日も動かさない全能なる方です。この主を信じ、祈るように助けてください。

一言:日よ。動くな。



2009年 11月 23日 (月)

ヨシュア記10:16-43
徹底的に聖絶したヨシュア

Ⅰ.五人の王を打ち殺したヨシュア(16-17)
 ギブオンの戦闘で完勝したヨシュアは最後にほら穴に隠れていた五人の王を引きずり出し、指揮官たちに「彼らの首に足をかけて殺すように」命じました(24)。そして「恐れてはならない。おののいてはならない。強くあれ。雄々しくあれ。あなたがたの戦うすべての敵は、主がこのようにされる。」と信仰を植えました(25)。これは、第一に、彼らに勝利に対する確信を植えようとすることでした。第二に、人間的な考えを捨てて、徹底して神様中心の価値観を持つようにするためでした。神様がカナンを打ち滅ぼされるのは彼らの罪に対するさばきです。神様は愛が豊かであり、悔い改める者を赦されます。しかし心をかたくなにする者たちは、決して赦されずに恐ろしいさばきをくだされます。
Ⅱ.町とすべての者を聖絶したヨシュア(28-43)
 この出来事の後、ヨシュアは続けてリブナ、ラキシュ、エグロン、ヘブロン、デビルなどと戦い、その全ての王を打ち、一人も残らず、すべての者を聖絶しました。ヨシュアは時ごとに主が命じられた通りに聞き従いました。その結果、神様がイスラエルのために自ら戦われることで、イスラエルは完全な勝利を得ました。これによってカナンの中南部地方の全ての山地と平地と傾斜地を占領しました。

祈り:主よ!主が命じられた通り、徹底的に聞き従う時、完全な勝利をくださることを信じ、感謝します。私が主の御言葉に徹底的に聞き従います。

一言:徹底的に聖絶したヨシュア


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