聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2009]

2009年 11月 26日 (木)

ヨシュア記17:14-18
自分で切り開くがよい

Ⅰ.自立精神(14-15)
 イスラエルは戦争を終え、征服した土地を部族ごとに分配しました(13-22章)。この分配の過程で、ヨシュアが属しているヨセフ族が不満を抱きました。ヨセフ族はエフライムとマナセ族であり、神様の祝福によって大きな民族になりました。彼らは自分たちの数に比べ、土地があまりにも狭いと不平をもらしました。そして同じ部族に属しているヨシュアに、さらに多くの土地が欲しいと要求しました。その時、ヨシュアはどのようにしたのでしょうか。彼はまず彼らの不満を認めました。しかし彼らが自分で切り開くようにしました。彼は自立精神を教え、開拓精神で荒地を開拓するように方向を与えました。人に自立精神と開拓精神がない時、不平と不満が生じ、要求する心が生じます。しかしみずから切り開こうとする開拓精神がある時、不平と不満がなくなり、望みとビジョンに満ちた生活をすることができます。
Ⅱ.チャレンジ精神(16-18)
 ヨシュアはヨセフ族に山地に挑戦するようにしました。そこの人々は強く、みな鉄の戦車を持っていました。しかしヨシュアは彼らが避けたいと思うそこに挑戦するようにしました。また彼らに勝利の確信を植えました。このようにチャレンジ精神は人を偉大にし、勝利をもたらします。

祈り:主よ!私が開拓精神を失い、安住しようとした時、不平と不満をもらし、悪影響を及ぼした罪を悔い改めます。私に自立精神とチャレンジ精神をくださり、自分で切り開くようにしてください。

一言:自分で切り開きなさい


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