聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2009]

2009年 11月 27日 (金)

ヨシュア記20:1-9
のがれの町

Ⅰ.のがれの町を定め(1-6)
 神様はヨシュアに、モーセに告げたのがれの町を定め、あやまって知らずに人を殺した殺人者がそこに逃げ込むことができるようにせよ、と言われました。これは全く殺す意思がなく、過失致死で人を殺した人を保護するためでした。のがれの町に逃れた者が、その町の長老たちにそのわけを述べれば、彼らはその人を受け入れなければなりません。望まずに人を殺した者は会衆の前に立ってさばきを受けるまで、あるいは大祭司が死ぬまで、その町にとどまり、その後に自分の家に帰って行くようにしました。これは神様の慈しみと公義と知恵を現しています。
Ⅱ.のがれの町の位置(7-9)
 イスラエルは神様の御言葉に従って、四方に六つののがれの町を定め、聖別しました。これは知らず知らずのうちに人を殺した者がどこででも安全に逃れることができるようにしたものです。またこれはイスラエル人だけではなく、彼らの間の在留異国人にも、同じように適用されました。
 旧約ののがれの町はまことののがれの町であるイエス・キリストを象徴します。私たちは誰でも罪人なので知らず知らずのうちに罪を犯すようになります。しかし私たちがどんな罪を犯しても、私たちの代わりに死なれた私たちの救い主イエス様に出て行き、真実に自分の罪を悔い改めれば、主は罪の赦しをくださり、私たちを保護してくださいます。

祈り:主よ!時ごとに罪を犯す罪人のために本当ののがれの町であるイエス・キリストをくださり感謝します。

一言:本当ののがれの町、イエス・キリスト


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