聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2023]

2023年 09月 15日 (金)

ヨシュア記 14:6-15(12)
この山地を私に与えてください

 ケナズ人エフンネの子カレブは、主の僕モーセがカデシュ・バルネアで遣わした偵察の一人でした。彼はその地を偵察した後、信仰を持ってモーセに報告しました。その時、モーセは彼が踏む地は永遠に彼と彼の子孫の相続地となると約束しました。カレブは現在85歳になっていましたが、偵察に行った40歳の時のように壮健であると言いまし た。彼は過去に、モーセが約束してくれたヘブロン山地を与えてほしいと要請しました。そこにはアナク人の中でも偉大な人物の子孫がおり、町は堅固でしたが、主が共におられるなら彼らを追い払うことができるとカレブは信じていました。カレブは引退を考えていません。快適な場所をもらい、安住しようとしませんでした。ヨシュアの次の年寄者でしたが、自ら先頭に立って開拓の歴史に仕えようしました。彼は開拓精神に満たされた人でした。神様が自分と共におられることを信じていたので、ヘブロン山地のアナクの子孫を追い払い、その地を占領できると確信していました。

 安住し、開拓を疎んじる思いを、私たちは警戒しなければなりません。世の中にはまだ福音を聞くこともできていない人が多くいます。彼らに福音を述べ伝える開拓の働き人を神様は切に探しておられます。開拓精神のある人は若々しく、活気に満ちています。この生命力によって美しい創造の歴史が成し遂げられます。若いから開拓のみわざに仕えることができ、年を取ったら出来なくなるのではありません。問題は、開拓精神があるかにかかっているのです。



祈り:休むことばかり、安定することばかりを求める心があり、挑戦を避けていることを悔い改めます。いつでも神様に信頼し、挑戦する心を持てるようにお助けください。

一言:この山地を私に与えてください


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