聖書別日ごとの糧   >>   ヨシュア記[2023]

2023年 11月 03日 (金)

ヨシュア記18:1-19:51(18:3)
いつまで延ばしているのか

イスラエルの子らの全会衆はシロに集まり、神様を礼拝するための会見の天幕を立てました。ところが、安住にはまだ早すぎました。七部族がまだ土地を割り当てられていなかったからです。すでにカナンの地は征服し、ただ部族間の境界線が曖昧なのに、彼らは何もせず、ただ座り込んでいました。自分の部族のために積極的に土地を分配してもらおうとしませんでした。土地を割り当てられたら、また次を開拓しなければならないので、ここいらで適当にやっていこうとしたのです。約束の地を手にしても、動かない消極性をヨシュアは責めました。そして、各部族から三人ずつ合計21 人を選び出しました。それは、カナンの地を行き巡って地図を描いて来させるためです。そして彼ら自身でそれを七つの割り当て地に分割するためでした。

ヨシュアは、カレブと共に、カデシュ・バルネアから派遣された12人の偵察隊の一人でした。彼はモーセの後継者として、イスラエルを率い、カナン征服の課題を果たしました。相続地の割り当ての役割も終わりました。彼はすべての部族がみな相続地を受けた後で、自分の相続地を受けました。彼はエフライムの山地にあるティムナテ・セラフを与えられ、町を建てて、そこに住みました。彼の相続地は山地で荒れ地でした。また、その城は破壊された状態で、再建する必要がありました。ヨシュアはまさにそのような地域を受けました。彼は指導者として民に先に仕えました。心清く、私心がありませんでした。



祈り:神様のことをいつも先延ばしにしている自分がいます。環境、条件、望むことが揃ったら動こうと私の心はじっとしています。消極的な姿勢をあなたによって変えてくださるように祈ります。

一言:先延ばしにしない


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