聖書別日ごとの糧   >>   ルツ記[2014]

2014年 10月 04日 (土)

ルツ記2:1-13
落ち穂を拾い集めるルツ

1.落ち穂を拾い集めるルツ(1-7)
 ルツの家は貧しかったです。今、落ち穂を拾い集めてでも、命をつないで行かなければならない状態でした。ルツはしゅうとめの許しを得て、偶然ボアズの畑に来ていました。ところが、このボアズはイスラエルのひとりの有力者であり、しゅうとの親戚でした(1)。
 ルツは朝から来ていて、家で少しの間休んだだけで、一日中熱心に落ち穂を拾い集めていました(7)。ルツは外国の地に来ていて、人々の視線を気にせずに、献身的にしゅうとめに仕えていました。ルツは神様を信じる信仰があったので、心を尽くすことができました。
2.ボアズから恵みを受けたルツ(8-13)
 ボアズは、落ち穂を拾い集めている娘がルツであることを知り、恵みを施しました。自分の畑から落ち穂を拾わせ、水を飲ませ、若者たちから保護しました。
 ボアズがこのように恵みを施すことができたのは、ルツのうわべが美しかったからではありません。ルツが、夫が死んだ後、しゅうとめに行なった全ての美しい行ないと、主の翼の下に避け所を求めて来た信仰に、深い感銘を受けたからです(11,12)。

祈り:主よ!ルツの変わらない忠誠心と、彼女の美しい行ないに、深い感銘を受けます。私が、主によって結ばれた信仰の兄弟姉妹たちと、同労者たちに、変わらない愛と忠誠心で仕えるように助けてください。

一言:主の翼の下に



2014年 10月 05日 (日)

ルツ記2:14-23
ルツの美しい魅力

1.純粋なルツ(14-16)
 ボアズは初めて出会ったルツに、さまざまな面で好意と関心を示しました。しかし、ルツの態度から、ボアズの心を引こうとする視線やうわべを見つけることができません。ただ、ボアズの好意を純粋な心で受け入れるだけでした(13,14)。
 恐らくルツの純粋な点が、ボアズの心を更に動かしたようです。ボアズは密かにルツに好意を施しました(15,16)。純粋な魅力は、神様を深く信頼する信仰から出て来ます。
2.隠し事がないルツ(17-23)
 ルツは、ボアズが施した好意を受け、十分に食べ、また、多くの穀物を拾い集めて帰って来ました。しゅうとめが、その一部始終を聞いて見ました。このような時、女性は正直に全てのことを話すことは容易なことではありません。しかし、ルツはボアズの名前を挙げて、事実のまま、隠すことなく、話しました(19)。
 ルツは本当に真実な女性でした。真実が与える美しさは貴重なものです。これを通して、ルツは、ボアズが自分たちの所有物を買い戻す権利のある親類の一人であることを、知るようになりました。このような偽りのない魅力も、神様を信じる信仰から出て来ます。

祈り:主よ!純粋と真実なしに、生きて来た私の罪を悔い改めます。私に、神様を恐れ敬う信仰をください。

一言:純粋な魅力は、純粋な信仰から


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