1．しゅうとめの言われた通りに行なったルツ(1-9)
　しゅうとめは、「ルツがボアズの寝室に入り、寝るように」と言いました。これは、若い未亡人としては、聞き従いづらいものでした。しかし、ルツは単純に従いました(5,6)。そして、しゅうとめの本心を知り、その問題を解決しようと、犠牲的な従順をしました(9)。
　ルツは異邦人でしたが、イスラエルの相続地を受けることを、神様の御旨として受け入れました(レビ25:25)。そして、積極的に従いました。自分の意志を捨て、神様の御旨に従いました。
2．恵みを施したボアズ(10-18)
　ボアズは眠っていましたが、一人の女が足もとで横たわっているのを見て、驚きました。しかしルツの事情を聞いた彼は、若い男たちの後を追わずに、相続を引き継ごうとするルツの行ないを賞賛しました(10)。そして、どんなことがあっても助けると約束し、ナオミにも贈り物を与えました。神様は、聞き従う者に、恵みの体験をさせてくださいます。

祈り：主よ！従順する心が非常に足りなかった私の罪を悔い改めます。私が、どんな状況の中でも、主の御言葉と霊的な方向に、積極的に従うように助けてください。

一言：従順が財産より優れている