聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅱ[2018]

2018年 11月 12日 (月)

サムエル記第二21:1-22(3)
民の傷みに寄り添うダビデ

 子どもを失ったサウルのそばめリツパは、七人のなきがらを守るためにいつまでも離れずにいました。それを聞いたダビデは、何かできることをしてあげたいと思い、サウルとヨナタンの骨と七人の骨をベニヤミンの先祖の墓に葬ってあげました。その後、神様はイスラエルの祈りに心を動かされました。
 統一イスラエル国家の建立は、単に領土や政権が整って成し遂げられるものではありません。民の恨みが取り除かれ、傷みがいやされ、歴史が正しく立て直されることによって民の心が一つになってこそ、本当の意味での統一と言えるのです。神様はこのような新しい国を、ダビデを通して建てようとされました。

適用:傷ついている兄弟のために何ができますか

一言:小さい者一人も大事に


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