聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅱ[2018]

2018年 11月 16日 (金)

サムエル記第二23:1-7(3)
義をもって治める者

 神様はダビデのことを「義をもって人を治める者」と呼んでいます。指導者が公義に欠けていると、悲しさや苦しみに血の涙を流す人たちが増えます。公義が失われた国では、権力と富を持つ人は力を行使できますが、貧しくて力のない人は苦しい思いをします。ダビデは神様を恐れて、義をもって人を治めました。そういう人は太陽が上る朝の光、雲一つない朝の光のようです。指導者が神様を恐れて義をもって治めると、その社会は明るく希望に溢れます。しかし、そんなダビデ王国も完全ではないので、悔しい思いをしている人は当然います。
 完全なる公義はキリストが来られて治めてくださる時に実現します。神様はダビデに、彼の子孫からとこしえまでも堅く立つ王国を建てる方が来られる、と約束されました(Ⅱサムエル7:13,16)。メシヤによる統治はダビデ王の切なる願いでもありました。ダビデとの約束を守られた神様は、ダビデの切なる願いをも聞いてくださいます。よこしまな者は救いを見ることなく、いばらのように投げ捨てられ、火で焼かれてしまいますが、神様の約束を堅く保っている人は、神様がその救いと願いを育て上げてくださるのを見るようになります。

適用:私たちの切なる願いは何ですか

一言:公義の王メシヤ



2018年 11月 19日 (月)

サムエル記第二23:8-39(17)
ダビデの勇士たち

 ペリシテ人との戦いの時要害にいたダビデは、ペリシテ人の先陣がいるベツレヘムの水を飲みたいと切に願っていました。そこで、第二の三勇士は自分たちの命も顧みず、敵陣を突き抜けてベツレヘムの門にある井戸の水を汲み、ダビデの所に持って来ました。ダビデはその水を彼らの血のように大切に思い、飲もうとせず、それを注いで主にささげました。第二の三勇士のかしらはアビシャイでしたが、彼は槍をふるって三百人を刺し殺し、もう一人のベナヤはモアブ王の二人の子どもと雄獅子を打ち殺し、槍を持った堂々としたエジプト人に杖を持って立ち向かい、打ち殺しました。ダビデは勇敢な彼を自分の護衛長にしました。もう一人の名前は記されていません。
 このほかにも三十一人の勇士がいました。その中にはサウルの出身部族であるベニヤミン人も、異邦人もいました。ダビデ王国にはこのように忠実で勇敢な勇士たちがいました。このほかにもさらに、六百人の無名の勇士たちがいました。私たちはメシヤ王国を建てる勇士として召されました。私たちが自分の命よりも主を愛する勇敢な主の勇士となるように祈ります。

適用:勇士ですか

一言:私は主の勇士


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