聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2020]

2020年 06月 18日 (木)

歴代誌第一18:1-17(4)
馬の足の筋を切った

 ダビデが神様から約束を受けて、祈る勇気を得た後のことです。ダビデはペリシテ人を討って、これを屈服させました(1)。モアブを討って貢ぎ物を納める者にしました(2)。ツォバの王ハダドエゼルが、ユ-フラテス川流域にその勢力を確立しようと出て行ったとき、ダビデは彼を討って戦車一千を取りました。ところが、ダビデは軍事力の核心とも言える戦車を百台だけ残し、九百台分の戦車の馬の足の筋を切りました(3,4)。ダマスコのアラムがツォバの王を助けに来ましたが、ダビデはアラムの二万二千人を討ちました(5)。ダビデが行く先々で勝利することができた理由は何でしょうか。一般的には、すぐれた戦略や強い軍事力が勝利の理由となりますが、ダビデの戦いは違いました。主が、ダビデの行く先々で、彼に勝利を与えられたので、彼は勝利しました(6)。軍事力を減らしても勝利し、敵が支援軍の助けを受けても勝利しました。また、ツェルヤの子アビシャイは、エドム人一万八千人を討ちました。ダビデは他の人を遣わしても勝利したのです(12,13)。ダビデは銀や金、青銅などを主のために聖別しました(7-11)。ダビデは全イスラエルを治め、その民のすべてにさばきと正義を行いました。軍団長、史官、祭司、書記を立てました(14-17)。


適用:何を頼りにして戦っていますか

一言:勝利を与えられる主


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