聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2020]

2020年 08月 02日 (日)

歴代誌第一27:1-34(1)
ダビデ王国の高官たち

 宮の礼拝のための組織を整備し終えた(23-26章)ダビデは、その国を経営するための体制を整備しました。まず、軍を十二分団に分け、一つの分団を一か月ずつ服務させ、一分団二万四千人ずつで構成しました。これは、一種の常備軍制度で、軍人たちは月初めに兵営に入り、月末に出て行きました。第一の月、第一分団の長はヤショブアムでしたが、彼はユダがタマルから産んだペレツの子孫でした。その外に、十一名の長を立てました。軍を組織し、各部族を治める指導者を任命しました。その後、王の庭、農民、ぶどう畑、家畜など、王の財産を管理する人々を立てました。最後に、ダビデのおじヨナタン、アヒトフェル、フシャイ、エホヤダ、エブヤタル、そして軍の長ヨアブを近くにおいて、祈り、同労できる参謀として置きました。
 ダビデ王国が繁栄できたのは、実際に国に仕える軍と、敏腕な指導者たちとを立てたからです。ダビデは、特別に国庫を担う財務担当者たちを立て、最も信じ同労する参謀たちを近くに置きました。彼は、神様を信じているからと言って、漠然と国に仕えたのではありません。繊細に体制を築き、しっかりとした組織を作りました。


適用:どのように事を推進するのか

一言:祈りの同労者と一緒に緻密に


<<(1)    前のページ(22)    23    次のページ(24)    (25)>>

聖書別日ごとの糧