聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2020]

2020年 08月 03日 (月)

歴代誌第一28:1-10(9)
全き心と喜びの気持ちをもって神に仕えなさい

 ダビデはイスラエルの全ての高官たちをエルサレムに招集し、最後の訓戒を与えました。ダビデは主の宮を建てようと、建築材料を用意しました。しかし、神様は彼が戦争で、多くの血を流したため、そのことを行なうことはできない、と言われました。ユダの部族を選び、かしらを立て、ダビデをイスラエルの王としてくださった神様は、今、ソロモンを選ばれ、ダビデの王位を継がせました。神様はソロモンを王として立て、彼が宮を建てる、と言われました。ソロモンが、神様の命令と定めとを行なおうと固く決心しているなら、神様は彼の国をとこしえまでも確立する、と言われました。また、ソロモンにも、全き心と喜びの気持ちをもって神様に仕えなさい、と命じました。もし、ソロモンが心を尽くして神様を探すなら、神様が彼に会ってくださいますが、彼が神様を離れるなら、神様は彼をとこしえまでも退けられると警告しました。神様が、宮を建てる者としてソロモンを選ばれたので、今、彼は力の限り宮を建てなければなりません。
ソロモンが神様を選んだのではなく、神様が彼を選び、王位を受け継がせ、宮を建てる特権をくださいました。ソロモンはこの恵みを知り、全き心と喜びの気持ちをもって、神様に仕えなければなりません。私たちが神様を選んだのではなく、神様が私たちを選んでくださいました(ヨハ15:16)。神様は私たちに、神様の霊的な教会を建てる特権をくださいました。私たちがこの恵みを知り、全き心と喜びの気持ちを持って神様に仕えることができるように祈ります。


適用:どのように神様に仕えますか

一言:全き心と喜びの気持ちをもって



2020年 08月 04日 (火)

歴代誌第一28:11-21(20)
強く、雄々しく、事を成し遂げなさい

 ダビデは、御霊によって示された宮の建築に関するすべてのものの設計図を、ソロモンに授けました。ダビデはソロモンに、祭司とレビ人の組み分けのこと、主の宮でしなければならないすべてのこと、また、宮での礼拝の時に用いる全てのものについて、説明しました。
 宮で、金と銀でできている多くの物を用いるようになりますが、ダビデはそれらを作る時、金や銀をどれだけ使うのかも、すべて説明しておきました。それらすべての設計図が、「主の手によって書き物になっている」と言いました。ダビデはソロモンに、「強く、雄々しく、宮を建築せよ」と命じました。主がソロモンと共におられ、宮を建てる全ての工程が終わるまで、彼から離れず、彼を助けてくださるので、恐れてはならず、おののいてはならない、と激励しました。祭司とレビ人たちも宮の工事を助け、また、すべての技術者たちが知恵を持って進んで仕事にあたり、彼と共に従事する首長たちとすべての民は、彼の命令にすべて従うと宣言しました。
 宮は、神様がみずから設計されたものです。神様は、宮を建築する人々と共におられ、すべての工程が終わるまで、離れずに、助けてくださいます。それで、私たちは、恐れたり、おののいたりしてはいけません。強く、雄々しく、神様の霊的な礼拝を築くことに、完全に献身できるように祈ります。


適用:神様がくださった宮の建築使命をどのように担っているのか

一言:強く、雄々しく


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