聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2004]

2004年 11月 11日 (木)

詩篇40:1-17
私は切なる思いで主を待ち望んだ。

Ⅰ.私は切なる思いで主を待ち望んだ(1-5)
 ダビデは彼が受けた苦難によって長い間神様の救いを求めて祈りました。神様は絶えず叫び訴えるダビデの祈りに聞いてくださいました。神様はダビデを滅びの穴と沼から引き上げてくださり、巌の上に置き、固く立つようにされました。ダビデは喜びのあまり、神様の救いを考え、新しい歌を歌いました。ダビデは彼が神様を待ち頼る時、患難の日がむしろ神様の救いを体験できる大きな恵みの時になることを発見しました。患難の日に私たちは強く知恵があるように見える人に頼ろうとする誘惑を受けます。しかしダビデのように神様を待ち頼る時、私たちは神様の救いを体験することができるのです。
Ⅱ.私はみこころを行なうことを喜びとします(6-10)
 救いの恵みを受けたダビデは今その恵みを担おうとしました。彼は神様のおしえを心において、神様のみこころを行なうことを喜びとしました。口を開いて大きな会衆の中で神様の真実と救い、恵みとまこととを告げました。
Ⅲ.主の恵みとまことが、絶えず私を見守るようにしてください(11-17)
 ダビデは神様の恵みで患難の中で救いを受けましたが、無数の災難が彼を取り囲んでいました。敵は絶えず彼のたましいを訪ね、滅ぼそうとしました。それで彼は祈りました。「あなたの恵みと、あなたのまことが、絶えず私を見守るようにしてください。」(11)

祈り:主よ!私が患難の日であるほどさらに主に頼ります。悩む私を助けてください。

一言:あなたは私の助け、私を助け出す方。(17)


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