Ⅰ．他国の女から遠ざけ(1-14)

　淫乱な女（他国の女）は蜜のように甘く、油よりもなめらかな言葉で若者を誘惑します。この誘惑に負けて情欲の罪を犯すとどうなりますか。情欲はしばしの快楽を与えますが、その後には苦よもぎのように苦くなり、鋭いもろ刃の剣がその人を害します(4)。若者の麗しさと健康と財産はもちろん、いのちまでも奪って行きます。その時は後悔し、嘆いても仕方ありません。私たちは情欲の悲惨さを知り、淫乱な女を遠ざけ、誘惑がある所には近づいてはいけません(8)。また、知恵の御言葉に耳を傾け、若い時の情欲に勝たなければなりません(詩篇119:9)。

Ⅱ．あなたの水ためから水を飲め(15-23)

　快楽的な世の中では、情欲によって多くの家庭が破壊されています。信じる者は自分の水ためから水を飲み、自分の井戸から豊かな水を飲まなければなりません(15)。これは「自分の配偶者から喜びと楽しみを得よ」という意味です。夫と一つのからだとなった妻を家の外に追い出してはならず、ふさわしくないと思ってもいけません。自分の妻を、神様がお与えになった最もふさわしい同労者として受け入れ、彼女を祝福し、楽しまなければなりません(18)。その懐にいつも満足し、その愛をいつも願い求めなければなりません。このような人はあらゆる道が平安になりますが、淫行を行なう者は神様のさばきから逃れることはできません(22,23)。

祈り：主よ！私が淫乱な女を遠ざけ、情欲の罪を犯さず、青年の時の純潔を守るように助けてください。

一言：あなたの水ためから水を飲みなさい