聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2006]

2006年 11月 29日 (水)

箴言7:1-27
私のおしえを、あなたのひとみのように守れ。


Ⅰ.私のおしえを、あなたのひとみのように守れ(1-5)。

 信じる者は神様の御言葉を守り、たくわえ、御言葉に従って生きなければなりません。その御言葉を自分のひとみのように、大事に守らなければなりません(2)。また御言葉をいつも指に結んで歩み、それを見て黙想し、暗唱して、心に深く刻まなければなりません。御言葉を愛し、姉妹や身内の者と交わるように、いつも近くに置かなければなりません。そうする時、御言葉が遊女の誘惑から守ってくれます。特に若者たちは情欲の誘惑に弱く、すぐに屈してしまいます。それで若い時ほど、御言葉を心に刻み、ひとみのように守らなければなりません。

Ⅱ.ほふり場に引かれる者(6-27)

 著者は遊女の誘惑に負けた一人の若者を通して、愚か者の最後がどうであるのかを指摘します。遊女は華やかな着物を着、厚い化粧をし、媚びて、通り過ぎる若者に接近します。彼女はその人を捕らえて、臆面もなく口づけをし、美しいことばで誘惑します。誘惑に弱い若者は、結局誘惑され、すぐに遊女について行くようになります。彼はまるでほふり場に引かれる牛のように、懲らしのための足かせにつながれた愚か者のようです(22)。また、すぐにわなにかかり、いのちを失ってしまうのを知らない鳥のようでもあります。その若者は死の部屋に下って行きます。ですから若者は遊女がいる所に近づいて行ってはならず、神様の御言葉をひとみのように守らなければなりません。


祈り:主よ!私が神様の御言葉をひとみのように守り、情欲の誘惑に屈さないように助けてください。

一言:神様の御言葉をひとみのように守れ


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