聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2006]

2006年 12月 03日 (日)

箴言10:1-32
正しい者と悪者の根本的な違い

Ⅰ.正しい者と悪者
 正しい者は神様を恐れ敬い、神様の道に従って生きる人です(29)。悪者は神様の御言葉を無視して生きる者です。
 彼らの価値観と生活はどんなものであり、その結果はどうでしょうか。悪者は財宝に望みを置いて、不義によって財宝を集めます(2)。また、働かずに何かを得ようとします(3,4)。また自己中心的であり、人を殺す言葉を放ちます(11)。悪事を楽しみます(23)。しかし神様を恐れ敬う正しい者は財宝よりも「知恵」を追求します。また熱心に働きます。人を生かす言葉を話します(11)。知恵をたくわえ、訓戒を守ります。知恵を楽しみます(23)。
Ⅱ.正しい者と悪者の人生の結果
 不義によって得た財宝はしばしの快楽を与えるようですが、何の役にも立ちません(2)。しかし「正義」は人を死から救い出します。それだけではなく、神様は正しい者を飢えさせません(3)。また頭には祝福があり(6)、そのすべての労苦に対し、いのちで報いてくださいます(16)。悪者には、その恐れていることはその身にふりかかり、正しい者の望みはかなえられます(24)。正しい者は試練の中でも、ゆれ動かされることがありません(25)。この世は神様とは関係なしに動いているようですが、公義の神様が主管しておられます。
 そこで神様を恐れ敬い、正しく生きる者が知恵ある者であり、祝福された人生を生きることができます。

祈り:主よ!私が悪者の道に立たず、公義の神様の御前で正しい生活をするように助けてください。

一言:神様を恐れ敬う者、知恵のある者


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