Ⅰ．あなたのしようとすることを主にゆだねよ(1-9)
　人は心に自分の道を思い巡らしても、その歩みを確かなものにされるのは主です(9)。心の計画は人にあっても、その答えは神様にあります。人の行ないが自分の目にはことごとく純粋に思えても、神様は人のたましいの値うちをはかられます。
　それで私たちのすべての行ないを神様にゆだね、神様を喜ばせなければなりません。そうすれば神様は私たちに成功をもたらしてくださいます。敵とも和解させてくださいます(7)。私たちの神様は万物の主権者であり、摂理の神様だからです。
Ⅱ．高ぶりは破滅に先立ち(10-33)
　高ぶりは破滅に先立ち、心の傲慢は倒れに先立ちます(18)。謙遜な人と共にいてへりくだるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさります(19)。
　ではどんな人が謙遜な者になるのでしょうか。御言葉に心を留め、主に拠り頼む者です(20)。また謙遜な者は怒りを遅くし、自分の心を治める者です(32)。このように謙遜な者には、人の目にはまっすぐに見え、その終わりが死の道に落ちる心配がありません(25)。なぜなら、神様は謙遜な者に知恵と判断力をくださり、いのちの道に導いてくださるからです。また謙遜な者は、町を攻め取る者より、大きな勝利を得るようになります。

祈り：主よ！私が傲慢な心で自分の道を計画せずに、謙遜に主の御言葉に聞き従い、すべての計画を主にゆだねるように助けてください。

一言：あなたのしようとすることを主にゆだねよ