聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2006]

2006年 12月 08日 (金)

箴言17:1-28
人の心をためされる神様

Ⅰ.和解しなさい
 「一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。」(1)。ある家は経済的には豊かですが、家族の間で愛がなく、互いに利己的で争いが絶える日がありません。反面、ある家は貧しく一切れのかわいたパンしかありませんが、互いに愛し合い、幸福の花が咲いています。幸せは豊かなものにあるのではなく、そむきの罪を覆い、愛し和解するものにあります。争いの始まりは防水層から水がもれるように、ほんの些細なところから始まります(14)。それで争いが始まる前に口論を終えなければなりません。友だちや兄弟が苦しみに合った時、助けなければなりません(17)。
Ⅱ.心の鍛錬
 銀にはるつぼ、金には炉、人の心をためすのは主です(3)。人の心はいろんな多くの不純物が混ざっている鉄鉱石のようなものです。その心の中には醜く腐敗したものが満ちています。神様はこのような心からすべての腐敗したものを取り除き、きよめてくださり、栄光の器に作るために鍛錬してくださいます。
 神様は人の心をためすために、霊的なるつぼと炉を通らせるようにされます。失敗や疾病、激しい患難や苦難の中を通らせます。そしてその中で神様の御言葉によってきよめられ、鍛錬された人格の所有者になるように導かれ、栄光の器として用いてくださいます。

祈り:主よ!この罪人が利己的でよく争いをする愚かな者です。私の心をためし、主の栄光を現す器になるようにしてください。

一言:神様の鍛錬


<<(1)    前のページ(14)    15    次のページ(16)    (28)>>

聖書別日ごとの糧