聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2006]

2006年 12月 27日 (水)

箴言28:1-25
いつも主を恐れている人

Ⅰ.心をかたくなにする人と主を恐れる人(1-17)
 罪は人を恐れに追いやります。それで悪者は追う者もないのにいつも恐れ逃げる生活をします。しかし正しい人は若獅子のように頼もしいです(1)。正しい人は「主は私の助け手です。私は恐れません。人間が、私に対して何ができましょう。」という信仰で生きます(ヘブ13:6)。
 自分の罪を隠す者は成功せず、それを告白して捨てる者はあわれみを受けます(13)。いつも神様を恐れている人は幸いな人ですが、心をかたくなにする人はわざわいに陥ります(14)。私たちが罪を犯し過ちを犯しても、神様を恐れ敬って立ち帰り、悔い改めれば、祝福をくださいます。しかし心をかたくなにし、聞き従わなければわざわいを受けます。特に支配者や君主など力のある者は罪を犯しやすいです(15,16)。熱心に神様を恐れる心を持たなければなりません。
Ⅱ.潔白な生活をする者と曲がった生活をする者(18-25)
 潔白な生活をする者は救われ、曲がった生活をする者は墓穴に陥ります(18)。「潔白な生活をする者」とは人目を気にせずに、神様の御前で責められることのない生活をする人であり、「曲がった生活をする者」は自分の欲望のために神様の御旨に逆らい、欲の深い生活する人のことです。
 人にへつらいを言う者より、人を責める者は恵みを得ます(23)。欲の深い人は争いを引き起こして自分も滅びますが、神様に拠り頼み正しい生活をする人は豊かになります(25)。

祈り:主よ!私が人の視線を気にして生きて来たことを悔い改めます。いつも神様を恐れ、誠実に行なうように助けてください。

一言:いつも神様を恐れる者は幸いな人


<<(1)    前のページ(24)    25    次のページ(26)    (28)>>

聖書別日ごとの糧