聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2006]

2006年 12月 29日 (金)

箴言30:1-9
神様は盾

Ⅰ.神様に拠り頼む者(1-6)
 アグルは過去の自分の姿が人間の中で最も愚かで、人間の悟りがないと告白します。なぜなら聖なる方の知識も知らなかったからです。だれが天に上り、降りて来たのか、だれが風をたなごころに集めたのか、も知りませんでした。だれが水を衣のうちにつつんだのか、だれが地のすべての限界を堅く定めたのか、その名は何か、その子の名は何か、知りませんでした。
 神様を知らなければ、愚かな動物に過ぎません。神様を知るためには御言葉を学ばなければなりません。神様の御言葉はすべて純粋なものなので、御言葉を判断したり、つけ足したり、引いたりすることはできません。ただその御言葉に聞き従い、頼らなければなりません。神様はそのような人の盾になってくださいます。しかし神様の御言葉に聞き従わず、頼らなければ、神様の叱責を受けるようになります。
Ⅱ.神様の栄光を求める者(7-9)
 アグルは死ぬ前に二つのことを願いました。一つは、不信実と偽りとを遠ざけることであり、もう一つは、貧しさも富みも与えず、ただ定められた分の食物で養ってください、です。食べ飽きて主を否まず、空腹で盗みをし、神様の御名を汚すことのないように願ったのです。彼はただ神様の栄光だけを求める美しさを持っていました。

祈り:主よ!神様に拠り頼み、その栄光を求める者となり、盾である神様を体験するように助けてください。

一言:主は盾


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