聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2013]

2013年 10月 06日 (日)

箴言9:1-18
知恵の初め

1.知恵ある者(1-12)
 知恵が食卓を整え、わきまえのない者たちを招きました。「わきまえのないことを捨てて、生きなさい。悟りのある道を、まっすぐ歩みなさい。」(6)。神様は、わきまえのない私たちを、切に招いておられます。
 あざける者を戒める者は、自分が恥を受け、悪者を責める者は、自分が傷を受けます。反面、知恵ある者を戒めるなら、彼はますます知恵を得て、正しい者を教えるなら、彼はさらに理解を深めていきます(9)。咎められた時、どんな反応を見せるのかによって、知恵ある者と、愚かな者とに区別されます。知恵ある人は、訓戒を感謝する心で受け入れ、その通りに実践します。
 主を恐れることは知恵の初めであり、聖なる神様を深く知ることは悟りです(10)。もし、私たちが神様も知らず、神様を恐れることも学ばなければ、決して知恵ある人になることはできません。世の知恵は、私たちを高ぶらせますが、神様の知恵は、私たちを謙遜にし、神様の御旨をよく見分けます。私たちが、知恵深く生きるなら、いのちの年は増し加わります(11)。
2.愚かな者(13-18)
 愚かな女が、町の高い所で、歩いている人々に言います。「盗んだ水は甘く、こっそり食べる食べ物はうまい。」(17)。この言葉に惑わされて、その通りに行なう者は、よみの深みに入り込むようになります。世の処世術は、すぐに私たちを楽しませるかもしれませんが、結局は、私たちを滅亡の道へと導きます。

祈り:主よ!私が知恵ある者になりたいです。主を恐れることを学び、叱責を甘んじて受けることができるように、助けてください。

一言:主を恐れることが知恵の初め


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