聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2013]

2013年 10月 13日 (日)

箴言17:1-28
悟りのある者

1.争いと和解(1,14,19)
 一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさります(1)。ほんの小さな穴から水がもれ、やがて水が吹き出して堤防が決壊するように、争いが起きれば、収集がつかなくなります。争いが起こる前に、私怨を断ち切らなければなりません(14)。人と争うことを好む者は、罪を愛する者であり、他人をおしのけて、高い位置に座ろうとする人は、自ら破滅を招く人です(19)。争いは、感情をコントロールできないところから始まります。理性よりも感情が先立つなら、問題を引き起こし、互いに傷つけ合うようになりがちです。夫婦関係であっても、この世であっても、最大限に耐え忍び、平和のうちに物事を処理するように、努力しなければなりません。
2.悟りのある者(10,12,21,24)
 愚かな者を百度むち打つよりも、悟りのある者を一度責めることのほうが、ききめがあります(10)。愚かで、問題を引き起こす愚かな者に会うよりは、子を奪われた雌熊に会うほうがましです(12)。愚かな子どもを持った両親は悩みと苦悩が絶えず、しれ者の父には喜びがありません(21)。悟りのある者はその顔を知恵に向けますが、愚かな者は目を地の果てにまで注ぎます(24)。愚か者の特徴は、あまり人から学びません。私たちが謙遜に学ぶ姿勢を持つことで、成功の人生を生きることができるように、祈ります。

祈り:主よ!私が感情をコントロールし、謙遜によく学ぶことで、悟りのある者になるように助けてください。

一言:百度打たれて悟るより、一言聞いて悟る


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