聖書別日ごとの糧   >>   箴言[2013]

2013年 10月 23日 (水)

箴言26:1-28
愚かな者

1.愚かな者、なまけ者(1-16)
 愚かな者に、誉れはふさわしくありません(1)。ここで、「愚かな者」とは、神様の御言葉を聞かず、自分勝手に行なう人のことを、言います。愚かな者が栄光ある職分を担うことは、夏の雪、刈り入れ時の雨のようです。ふさわしくないどころか、むしろ害になります。
 ちょっと能力があるからといって、愚かな者に指導者の職分を与えるなら、その人によって、多くの人々が苦しむようになります。愚かな者は、悔い改めず、学ばないため、犬が自分の吐いた物に帰って来るように、自分の愚かさをくり返します(11)。愚かな者の背に、ふさわしいのは、むちだけです(3)。
 なまけ者は、「道に獅子がいる。ちまたに雄獅子がいる。」と言います(13)。なまけ者は、戸がちょうつがいで回転するように、寝台の上でころがります(14)。その手を皿に差し入れても、それを口に持っていくことをいとい、そうしながらも、自分を知恵ある者と思っています(16)。
2.欺く者(17-28)
 自分に関係のない争いに干渉する者は、通りすがりの犬の耳をつかむ者のように、愚かな者です(17)。自分の隣人を欺く者は、「ただ、戯れただけではないか。」と言いながら、燃え木を投げる人は、殺人者のようです(18,19)。うまくごまかし隠せても、その悪は集会の中に現れます(26)。彼は、自分で墓穴を掘る愚かな人です。

祈り:主よ!私の愚かな心を悔い改めます。謙遜に神様の御言葉を聞くことで、知恵のある者になるように、してください。

一言:愚かさを捨てよう


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