聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 05月 31日 (水)

イザヤ書2:1-22
シオンからみおしえが出


Ⅰ.シオンからみおしえが出(1-5)

 イザヤの時代にイスラエルの中では東方風俗が満ち、神様の民が占い師になりました。しかし終わりの日に、主の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立つようになります。シオンの山が万民の中心となり、全ての国々が集まるようになります。その理由が何でしょうか。それはシオンからみおしえが出、エルサレムから主のことばが出るからです。国々の民は神様の御言葉を慕い求め、その道を歩もうとします。その日には神様の御言葉が全地に満ち、真の国際平和が訪れるようになります。

 イザヤは最も絶望的な時代に、みおしえがシオンから出るという望みを持ちました。その信仰通りに1世紀にエルサレムから御言葉が出て、全世界に広がりました。今日の日本は西洋文化が満ち溢れ、金銭と快楽崇拝が蔓延しています。しかし私たちは日本が聖なる国民であり、祭司の王国になる望みを持ちます。これは決して順調に進んで行くのではありません。聖書を愛し、熱心に聖書を勉強しなければならないのです。

Ⅱ.主おひとりだけが高められる(6-22)

 その日には、主がすべての高ぶる者と傲慢な者を低くされます。そして主おひとりだけが高められます(11,17)。また、その日には偶像が完全に消えうせ、人々は主のご威光と栄光を見るようになるのです(19,21)。


祈り:主よ!状況がいくら絶望的であっても、主を仰ぎ見て望みを持ちます。この民を聖書の先生の国に用いてください。

一言:御言葉が日本から


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