聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 07月 02日 (日)

イザヤ書24:1-23
世をさばかれる神様


Ⅰ.地は荒れに荒れる(1-12)

 神様は時になると、世をさばかれ、地を荒れすたらせ、その面をくつがえして、その住民を散らされます(1)。このさばきは民や祭司や奴隷や主人や買い手や売り手や尊い者や卑しい者全てに臨む普遍的なものです(2)。その時、土地はのろいに食い尽くされ、その地の住民は罪ある者とされ、焼かれ、楽しみと喜びと歌が絶えます。このように神様のさばきは恐ろしく、徹底的なものです。

 地上がこのようなさばきを受ける理由は、律法を犯し、定めを変え、とこしえの契約を破ったからです(5)。御言葉から離れて生きる者には、時になると、必ず恐ろしい神様のさばきが臨むようになります。それで御言葉から離れることは、自らさばきを招くことです。

Ⅱ.万軍の主が王となる(13-23)

 しかしこのような神様のさばきの中でも、取り残される者があります(13)。彼らは東の国々で、海の全ての島々で、地の果てで、主をあがめ、主の御名をあがめるようになります。「正しい者に誉れあれ。」(16a)。しかしイザヤは罪人が受ける刑罰を考える時、心が弱り果てるしかありません(16b-20)。

 その日、神様は特に地上の大軍と王たちを罰せられます。そしてエルサレムで王となり、栄光が輝きます(23)。その時、その栄光によって、月ははずかしめを受け、日も恥を見るほどです。


祈り:主よ!私がさばきの神様を恐れ敬う中で、御言葉の中で生きるように助けてください。

一言:さばき主であり、王として臨まれる神様


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