聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 07月 10日 (月)

イザヤ書31:1-9
若獅子のような神様


Ⅰ.エジプト人は人間、彼らの馬は肉(1-3)

 助けを求めてエジプトに下る者たちは何に頼るのでしょうか。彼らは馬に頼り、多数の戦車と、非常に強い騎兵隊とにより頼みます(1)。しかしこれらのものは本当の助けにはなりません。その理由はエジプト人が人間であって、神ではないからです。また彼らの馬は肉であって、霊ではないからです。神様が御手を伸ばすと、助ける者も助けられる者もつまずき倒れて、みな共に滅び果てます(3)。私たちが人や物や世の権力に頼り、それらのものに助けを求めるなら、その頼っているものと共に滅びるようになります。私たちが本当に助けを求めなければならない方は霊である神様だけです。

Ⅱ.獅子、若獅子のような神様(4-9)

 獅子や若獅子が獲物に向かってほえる時、それを打とうと多くの牧者が集められたからといって、それを取り除くことができません(4)。これは獅子に無敵の力があるからです。このように神様がご自分の民のために戦われる時、誰がこれを防ぐことができるのでしょうか。また神様は力が強いだけではなく、鳥が羽を広げてひなを保護するように、選ばれた民を守って救い出してくださいます(5)。

 このように力強く、愛が豊かな神様だけが私たちの本当の力になります。私たちがむなしい偶像を捨て、神様に立ち返り、助けを求めさえすれば、救いがあり、勝利があります。


祈り:主よ!主が生きておられ、獅子のような力で私たちのために戦い、保護してくださるので、心強いです。主に頼ります。

一言:主の助けだけに頼る


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