聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 07月 16日 (日)

イザヤ書38:1-22
寿命をのばしたヒゼキヤの祈り


Ⅰ.大声で泣いて祈ったヒゼキヤ(1-8)

 アッシリヤの侵攻があった頃、ヒゼキヤは重病になって死にかかっていました(1)。神様は預言者イザヤを通して、彼の死が定まったことを知らせました。その時ヒゼキヤは顔を壁に向けて、彼が主の前でまことと全き心を持って歩んだことを神様に告げ、生かしてくださいと大声で泣いて祈りました(3)。

 ヒゼキヤがこのように大声で泣いて祈った時、神様はその祈りを聞かれ、彼の寿命にもう十五年間加えてくださいました。そして町をアッシリヤの王の手から守ってくださることも、約束されました(5,6)。そしてそのしるしとして、日時計の時刻を示す影を、十度あとに戻す奇跡を見せてくださいました。顔を壁に向けてあきらめずに神様の前で一人祈る者には不可能がありません。私たちが何でも信仰によって祈るなら、神様はこれを喜ばれ、聞いてくださいます。

Ⅱ.神様を賛美したヒゼキヤ(9-22)

 病気から回復した時、ヒゼキヤは神様を賛美しました。病気になり自分が生きている世界から離れることを知った時、つばめや、つるのように泣き、鳩のようにうめきました。しかし神様に生かしてくださいと祈る中で、神様が自分に苦しみをくださったのは平安を与えるためであることを悟るようになりました(17)。また祈る中で死の権力から抜け出し、罪の赦しを受けました。そして彼は生きている世界にいる間、この救いの神様を賛美し、そのまことについて知らせることを願いました(19)。


祈り:主よ!私が生きている世界にいる間、力強く主を賛美し、主のまことを知らせるようにしてください。

一言:生きている世界にいる間、主のことを


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