Ⅰ．だれが、これを成し遂げたのか(1-7)

　神様は諸国の民を呼んで言われます。「だれが、行なったのか。だれが、これを成し遂げたのか。」「これ」とはクロスを起こして、諸国の民を彼に服従させ、彼を王として立てたことです。神様はその絶対的な主権によってクロスを起こし、神様のご計画を成し遂げられました。この神様は絶対的な主権によって諸国を治め、さばかれる方です。全ての民はこの神様に頼り、仕えなければなりません。虚しい偶像に頼る者は愚かな者です。

Ⅱ．あなたを助ける(8-29)

　神様は諸国の民をさばかれる中で、イスラエルを助けようとされました。神様はイスラエルを「わたしのしもべ」と呼ばれます。神様は彼らと共におられ、彼らの神様になろうとされます。選んだ者たちを嫌い捨ててしまわずに、強め、助けようとされます。神様は、彼らが水がなくて渇いた時には、裸の丘に川を開き、平地に泉をわかせ、荒野を水のある沢とし、砂漠の地を水の源にされました。

　神様は、イスラエルが今みみずのようにみじめな状態であっても、彼らを救われ、諸族の民が仕える神様のしもべとして貴く用いようとされます。神様は一度選んだ者を、決して嫌い捨てるようなお方ではありません。

祈り：主よ！主が私の本当の助けになってくださり感謝します。私が、一度選んだ者を最後まで愛し助けてくださる主だけに頼り、仕えるように助けてください。

一言：私があなたを選び、嫌って捨てはしない