聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 08月 04日 (金)

イザヤ書42:1-9
見よ。わたしが選んだ者。


Ⅰ.わたしのささえるわたしのしもべ(1-4)

 今日の御言葉は、将来来るメシヤ、イエス様のご品性と御業に関する預言です。主はこの世にしもべの姿で来られました。罪人たちを治めることより、仕えるために来られました。主は御霊の力を受け、多くのことを行ないながらも、神様の御前では静かに、柔和と謙遜で働かれました。罪によっていたんだ葦のように弱くなったたましいであっても折ることはしませんでした。くすぶる燈心のように望みのないたましいであっても、その火を消すことをしませんでした。主はどんな罪人であっても望みをおかれ、何とかして生かそうとされました。主は何をされても決して衰えず、くじけませんでした。主は、ついには、地に公義を打ち立てられ、全ての人々の望みになりました。

Ⅱ.国々の光(5-9)

 主は国々の光になります。国々の光である主は盲人の目を開かれます。囚人を牢獄から連れ出されます。やみの中に住む者を獄屋から連れ出します。

 人は罪によって霊的な盲人であり、罪の獄屋につながれました。罪によるやみによって、落胆と運命と絶望にひたっていました。主はこのような全ての人々に救いの光となられます。主は人々にとって救いの光になることで、ご自分の御名と栄光を現されます。


祈り:主よ!私が主の美しい生涯と御業を見習って、国々の光として用いられるように助けてください。

一言:いたんだ葦を折ることのないイエス様


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