聖書別日ごとの糧 >> イザヤ書[2006]
2006年 08月 13日 (日)
イザヤ書50:1-11
弟子の舌、弟子の耳
弟子の舌、弟子の耳
Ⅰ.彼らの罪のために売られ(1-3)
イスラエルは、夫が妻を捨てるように、また主人が奴隷を売るように、神様がイスラエルをバビロンの奴隷にしたと言って、神様をうらみました。しかし神様は、彼らが苦しみを受けているのは、まさに彼らの咎と罪によるものであることを悟らせました(1)。彼らは神様が呼ばれても答えず、神様の力に頼りませんでした(2)。人々は自分の罪のために苦しみを受けているのも知らずに、神様だけをうらみます。自分の罪を認め、言い表し、神様に出て行く時、苦しみから抜け出すことができます。
Ⅱ.弟子のように聞くようにされる(4-11)
神様は主のしもべたちを通して、苦境の中にいるイスラエルを助けようとされます。しかしそれは人の知恵でできることではありません。神様の知恵を得なければなりません。イザヤは、神様が弟子の舌を与え、朝ごとに、弟子のように聞くように、と祈っています(4)。弟子は学ぶ人、研究する人です。イザヤは謙遜に神様から学ぼうとしました。彼がこのような姿勢を持った時、彼は苦境に立たされた者を助ける知恵を得て、迫害し、敵対する人々からの侮辱と苦難に打ち勝ち、神様を喜ばせることができました(6)。人を助ける知恵と神様の御旨を成し遂げることができる勇気は自分から出るのではありません。御言葉をみな知っているという傲慢な姿勢を捨てて、神様に出て行き、謙遜に学び、聞き従わなければなりません。
祈り:主よ!弟子の耳をくださり、御言葉をよく聞き分け、弟子の舌をくだささり、苦境に立たされた者を助けるようにしてください。
一言:神様に学ぼう
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