聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 08月 20日 (日)

イザヤ書57:1-21
心砕かれた者とともに住まわれる神様


Ⅰ.そむきの子ら(1-13)

 イスラエルの民は神様を知っていながら、偶像にも仕えました。宗教的な混合主義に陥っていました。偶像崇拝は性的な倫理を乱し、淫乱な行ないを一つの儀式として公に行なうようにさえなっていました。偶像崇拝は人間の尊厳を失わせてしまいました。神様はご自分と偶像の両方に仕える者たちがいくら呼び求めても、聞かれません。偶像は風が吹くと飛ばされてしまう虚しいものです。神様だけが本当に恐れるべき方、崇拝されるべき方です。

Ⅱ.心砕かれた人の心を生かす神様(14-21)

 神様はいと高くあがめられる方、永遠の住まいに住む、聖なる方です。この神様は高く聖なる所に住まわれるだけではなく、何より心砕かれ、へりくだった人と共に住まわれます。

 神様は罪を憎む方ですが、自分の罪を真実に告白し赦しを求める者を、お捨てになりません。神様はどんな罪を犯しても心を痛め悔い改める者に赦しの恵みを施され、癒され、慰めと平安をくださいます。反面、傲慢な者は退けられます。


祈り:主よ!私が混合主義者にならないように助けてください。私は心砕かれ主に出て行きますので、罪の赦しの恵みをくださり、私の心を生かしてください。

一言:心砕かれる者と共に住まわれる神様


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