Ⅰ．わたしの好む断食(1-12)

　イスラエルの民は、日々神様を探し求め、神様の道を知ることを喜んでいるようであり、規則的に断食をすることで神様によく仕えているように見えました。しかし実際には彼らのたましいにはいのちも満足も光もなく、祈りには答えられることがありませんでした。それは彼らが断食しながら世俗的な楽しみを求めたからです。神様が本当に喜ばれる断食は、罰せられ、疎外され、牢につながれ、しいたげられている者たちに愛を実践することです。

　真実な信仰生活を送るようになった時、暁のように光が差して、力みなぎる人生を生きるようになり、内面の全ての傷が癒されるようになります。また祈る時ごとに、答えられます。何よりも、神様がいつも導かれ、渇いたたましいも満足させ、骨を強くしてくださいます。そして潤された園のようになり、水のかれない源のように豊かな人生を生きるようになります。

Ⅱ．安息日は喜びの日(13-14)

　安息日は、体と心を神様にささげ、たましいの安らぎを受ける日です。この日は自分を喜ばせるために旅行に行ったり、遊興を楽しんだり、雑談して時間を浪費する日ではありません。安息日は尊い日です。安息日を尊く思うなら、主の中で喜びを得て、満ち溢れる祝福を受けるようになります。

祈り：主よ！私が世の快楽に支配された生活ではなく、神様を喜ばす生活をするように助けてください。

一言：潤された園のような人生