聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2006]

2006年 08月 24日 (木)

イザヤ書61:1-11
神である主の霊がわたしの上にある


Ⅰ.貧しい者に良い知らせを伝え(1-3)

 イエス様はメシヤの御業を始める時に、今日の御言葉を引用しました(ルカ4:18,19)。今日の御言葉を通して、メシヤの御業の性格を知ることができます。メシヤはこの地に来られ、貧しい者に良い知らせを伝えます。「貧しい者」とは自分の足りないさを知る謙遜な人を指します。「良い知らせ」とは、「神様がご自分のひとり子を私たちの罪のために贖いのそなえものとして出されたことで、私たちが代価もなしに罪の赦しを受けるようになる」知らせを指します。この福音によって、傷ついた人々は癒され、情欲の奴隷だった人々は自由を得、悲しみの人は慰めを得、喜びと賛美が満ち溢れるようになります。そして主の栄光を現す者と呼ばれるようにもなります。

Ⅱ.あなたがたは主の祭司ととなえられ(4-11)

 イスラエルは弱小民族として虐げとはずかしめを受けてきました。しかし今主の霊が臨み、メシヤが来られることによって、彼らの人生は完全に変えられました。彼らは主の祭司となります。神様に仕える者となり、全世界に神様の御言葉を伝えるようになります。彼らの子孫は神様から祝福を受けるようになります。この全ての恵みと特権は彼らの行ないや功績によるのではなく、神様の恵みによてなされたものです。誰でも謙遜にメシヤの福音を受け入れるならば、このような恵みを得ることができます。


祈り:主よ!私たちを罪から救ってくださり、王である祭司として立ててくださり感謝します。

一言:王である祭司


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