聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2017]

2017年 10月 13日 (金)

イザヤ書 15:1-16:14 (16:8)
モアブに対する警告

 その時、モアブの子孫たちは、逃げ惑う鳥のように迷います(16:2)。イザヤは、モアブがユダに貢物として羊をささげる時、このように訴えるように助言します。“昼のさなかの影のように、私たちの避難民と散らされた者をかくまってください。私たちが荒らす者からのがれるようにユダの地に住むことを許してください。”しいたげる者が死んで、破壊も終わり、踏みつける者が地から消えうせる時、ダビデの家計から一つの王座が恵みによって堅く立てられ、さばきをなし、公正を求め、正義をすみやかに行います。
 16:6からは、モアブの滅亡をぶどう畑の荒廃を通して描写されます。ぶどうで有名なモアブは栄え、そのため高慢になりました。しかし、これからは枯れて切られたぶどうの木のように、喜びと楽しみは果樹園から取り去られます。いつも食べていた干しぶどうの菓子を懐かしく思いながら、嘆きます。まぼろしの中でこれを見る預言者、イザヤの内臓は立琴のようにわななきます。これから三年のうちに、モアブの栄光は、そのおびただしい群衆とともに軽んじられます。モアブの高慢は羞恥で終わります。

適用: 高慢な者の終りはどうですか

一言: 枯れてしまったぶどうの木


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