聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2017]

2017年 10月 14日 (土)

イザヤ書 17:1-18:7(18:7)
アラム、エフライム、アッシリヤに対する警告

 17:12-18:7は、海水のようにエルサレムに押し寄せるアッシリヤ王のセナケリブの連合軍を神様が叱り、退けることに関する預言です。風に吹かれるもみがらのように、つむじ風の前でうず巻くちりのように、アッシリヤの軍隊は一夜のうちに殺され、吹き飛ばされます(Ⅱ列王 19:35)。超大国のクシュ(エチオピア)は、ユダを反アッシリヤ同盟に加えるために使節団を送りますが、預言者イザヤは自分の国に帰りなさいと言っています。なぜなら、ユダを守るのは軍事同盟という策ではなく、神様だからです。主がご自分の所から、刈り入れ時の暑いときの露の濃い雲のようにユダをながめるからです。刈り入れ前に、人はその枝をかまで切り、そのつるを取り去り、切り除くように、神様はアッシリヤの軍隊を一夜のうちに十八万五千人を打ち殺されます(イザヤ37:36)。アッシリヤ軍隊の死体は投げ捨てられ、猛禽はその上で夏を過ごし、野獣はみな、その上で冬を過ごすことになります。そのとき、力の強いクシュは万軍の主の名のあるシオンの山に来て贈り物を捧げます。

適用: 力強い民に変えられるビジョンを持っていますか

一言: シオンの山に行って贈り物を捧げましょう


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