イスラエルは、子を産む時が近づいたために、痛みに苦しみ叫ぶ妊婦に例えられています(17)。ユダヤ人はかつてないほどの迫害を受けます。ホロコーストよりも酷い迫害を受けます。その中で、残された民ではない者、主に立ち返ることを考えない者は振るいにかけられて、死んでしまいます。「あなたの死人は生き返り、私のなきがらはよみがえります。さめよ、喜び歌え。ちりに住む者よ。あなたの露は光の露。地は死者の霊を生き返らせます。」(19)。ここには、イスラエルがよみがえることが語られています。神様はイスラエルの死んだ者たちを生き返らせ、再び回復させてくださいます。終末の時代を生きる者たちの希望が、墓を越えて復活へと広がっているわけです。イスラエルに、究極的な勝利である救いが臨むのです。ダニエル書12章2節では、残りの民だけでなく、地のちりに眠っている者のうち、「ある者は永遠のいのちに」至ると預言されています。旧約時代に主を信じて死んでいった人たちがよみがえるのです。
いったいどうやってそのようなことが起こるのでしょうか。いのちを与えてくださる神様の力がこれを可能にします。私たちには、小さな奇跡さえも起こす力がありませんが、神様は死者たちを生き返らせることができます。神様がイスラエルの上に降らせる露は、いのちをもたらす露であり、死者たちを生き返らせる光の露となります。

適用: 私の上に露が降りていますか

一言: 死者たちを生き返らせる光の露