聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2017]

2017年 12月 09日 (土)

イザヤ書 27:2-13(3)
私、主はぶどう畑を見守る者

 「時が来れば、ヤコブは根を張り、イスラエルは芽を出し、花を咲かせ、世界の面に実を満たす。」(6)。時が来れば、実を結ぶのです。そのためにはまず根を張らなければなりません。地中深く根を張っていくのです。そうすると芽を出し、花を咲かせ、実を結ぶようになります。ここでは、ただ実を結ぶのではなく、「世界の面に実を満たす」ようになると言っています。自分の実が世界中を満たすようになるわけです。しかし、ここで注意しなければならないのは、そのためには忍耐が必要であるということです。そのため、「時が来れば」という条件がついているのです。実を結ぶには時が必要なのです。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで耐え忍んで待っています。私たちは自分の姿を見て、イエス様を信じてもちっとも変わらないではないか、どうしていつまでも同じ生活をしていなければならないのだ、と思うかもしれません。しかし、私たちのうちに良い働きを始められた方は、イエス・キリストの中でそれを完成させてくださいます(ピリピ1:6)。時がくれば必ず実を結ぶのです。そのことを覚えて耐え忍べば、必ず実を結ぶようになるのです。

適用: 私に向けられた神様の繊細な働きと愛を感じますか

一言: 私はぶどう畑、神様はぶどう畑を見守る方


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