聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2017]

2017年 12月 10日 (日)

イザヤ書 28:1-29(5)
主が栄えの飾り輪となり

 しかし、「その日、万軍の主は、民の残りの者にとって、美しい冠、栄えの飾り輪となり」(5)とあるように、神様は、御自分の契約を覚えておられます。エフライムの残りの民、つまり最後まで忠信な者たちは、美しい冠、栄えの飾り輪となるという約束を与えてくださっています。私たちも、どちらの美を求めるのか、どちらの栄光を求めるのかを問われています。世にある栄光か、それともイエス・キリストのへりくだりからにじみ出てくる栄光と美を求めるか、いつも選択に迫られています。
 さて、神様はどんな人に栄えの飾り輪をお与えになりますか。「だから、神である主は、こう仰せられる。『見よ。わたしはシオンに一つの石を礎として据える。これは、試みを経た石、堅く据えられた礎の、尊いかしら石。これを信じる者は、あわてることがない。』」(16)。その人は、「試みを経た石、堅く据えられた礎の、尊いかしら石」に土台を置く人です。いろいろな試みがあっても、なお残る、堅い土台を据える人です。表向きは良く見えても、試練が来たらすぐに倒れてしまう人ではなく、洪水になって川の水が押し寄せても倒れない石に土台を置く人です(マタイ7:24)。この石はイエス・キリストです。私たちがイエス・キリストの上に土台を置く賢い人となるように励みましょう。

適用: 私の礎と栄えの飾り輪は何ですか

一言: 私の礎はイエス・キリスト、栄えの飾り輪は神様


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