聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2017]

2017年 12月 12日 (火)

イザヤ書 30:1-26(15)
落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る

 私たちは、自分で考えて自分なりの解決方法を探すことに、さほど罪意識を感じません。しかしそれは、主が既に言われていることがあるのに、それを無視して行うのと同じであり、反抗の罪であるのです。それでは、救いの道はどこにあるのでしょうか。「神である主、イスラエルの聖なる方は、こう仰せられる。『立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。』しかし、あなたがたは、これを望まなかった。」(15)。主が与えてくださる知恵には救いがあります。そのためには、私たちは急いで世の知恵に頼ろうとするのではなく、立ち止まって、静かにする必要があります。ただ、立ち止まって、主を待ち望めばいいのです。そこには平安があります。そして力も与えられます。またどんなに差し迫った大きな問題があっても、そこから救われます。その時、神様は、彼らの仕事も祝福してくださいます。農業と牧畜も実を結ぶようになります。私たちも問題がある時、静かに神様からの答えを待ちましょう。

適用: エジプトに頼りますか

一言: 静かに神様を信頼する



2017年 12月 13日 (水)

イザヤ書 30:27-31:9(30:32)
懲らしめのむち

 助けを求めてエジプトに下る者たちには、わざわいがあります。彼らが「馬にたより、多数の戦車と、非常に強い騎兵隊とに拠り頼み、イスラエルの聖なる方に目を向けず、主を求めな(1)」かったからです。エジプト人は人間であって神ではありません。彼らの馬も、肉であって霊ではありません。主が御手を伸ばすと、助ける者はつまずき、助けられる者は倒れて、みな共に滅び果てます。一方、主は、獲物に向かってほえる獅子のように、シオンの山で自分の民のために戦われます。万軍の主は飛びかける鳥のように、エルサレムを守り、救い出し、助けて解放します。主はイスラエルの子らに向かって言われます。「あなたがたが反逆を深めているその方のもとに帰れ。」彼らは偶像を投げ捨てて主のもとに帰ります。すると、主の使いが出て行って、アッシリヤの陣営で、十八万五千人を打ち殺します。彼らはおののき逃げます(37:36)。主の火はシオンで自分の民をしっかり守ります。真の救いは強大国と偶像にあるのではなく、主にあります。

適用:悪者の最後はどうなりますか

一言:主が懲らしめます


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