聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2017]

2017年 12月 14日 (木)

イザヤ書 32:1-20(1)
ひとりの王が正義によって治める

 のんきな女たち、うぬぼれている娘たちは、傲慢、虚栄に染まったエルサレムの女たちのようです(イザヤ3:16-4:1)。「一年と少しの日がたつと」、彼女たちはわななきます。ぶどうの収穫がなくなり、その取り入れもできなくなるからです。これはアッシリヤの軍隊によってぶどう園が荒らされるからです。彼らはこのことによって震え、当惑し、非常に悲しむようになります。以前の良いぶどう園を思いながら胸を打って嘆きます。ユダの土地は、いばらやおどろが生い茂ります。宮殿は見捨てられ、町の騒ぎもさびれ、オフェルと見張りの塔は、見捨てられます。しかし、ついには、上から霊が注がれ、荒野が果樹園となります。その時、イスラエルは正義と公義の社会になって平和と平穏と安全に満ちたところになります。もう時期、ユダは罪によって滅亡することになるものの、その後、正義と公義の王が来られ、平和の国になります。そして、イエス様が来られる時、正義と公義によって治めるようになります(イザヤ9:6)。

適用:キリストはどんな方ですか

一言:かわききった地にある大きな岩の陰


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