聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2023]

2023年 10月 25日 (水)

エレミヤ書9:7-26(13,14)
律法を捨て、バアルに従って歩んだからだ

戻って来るのを拒んだその民を、神様はどのようにされると言われますか。「彼らを溶かして試す。」(7)と言われます。神様は、神様を離れて偽りと悪を行なった彼らに必ず罰を与えられ、復讐されます。エルサレムとユダは荒地となり、ジャッカルの住かになります。空の鳥も家畜もすべて逃げ去ります。彼らがこのように滅びるようになった理由は何でしょうか。主の律法を捨てたからです。神様の御声を聞かなかったからです。御言葉とおりに行わなかったからです。頑なな心のままに歩み、先祖たちに学んだバアルに従ったからです。バアルは偶像です。むなしいものです。なのに、なぜ彼らは偶像にこだわったのでしょう。なぜ神様に戻って来るのを拒んだのでしょうか。バアルが豊作を与え、物質的な祝福を与えると信じていたからです。そのような信仰を持つ人々は、自分に祝福を与えてくれそうな偶像はなんでも喜んで受け入れます。偶像崇拝には悔い改めが必要ありません。このような点から、多くの人々が神様より偶像に仕えるのです。

バアルに従って偶像崇拝した彼らを、神様はどのようにされますか。「見よ。わたしは、この民に苦よもぎを食べさせ、毒の水を飲ませる。彼らも先祖たちも知らなかった国々に彼らを散らし、剣を彼らのうしろに送り、ついに彼らを絶ち滅ぼす。」(15,16)。彼らはバビロンに滅ぼされ、捕虜として連れて行かれます。神様は来たるべき裁きを警告され、主の御言葉を聞き受け入れるよう言われます。女たちを呼んで嘆くよう言われます。その日、死が窓によじ登り、入って来て、幼子や青年たちが経ち滅ぼされます。彼らが生きる道は何ですか。主に戻ってきて、律法のとおりに生きることです。彼らは世の知恵と強さと富を追求せず、主の愛と公正と正義を行なうべきです。肉体の包皮の割礼を誇らず、心に割礼をすべきです。



祈り:主よ、あなただけが私の神です。イエス様だけが私の救い主です。主が私を救い、富んでいる者、強い者にして下さいました。私はそんな主だけを誇ります。

一言:誇る者は主を誇れ


<<(1)    前のページ(8)    9    次のページ(10)    (14)>>

聖書別日ごとの糧